突然秋が訪れてこのままあっという間に冬になるんじゃないかと思っていたのに、昨日のRUN で久々に暑い日ざしを浴びておまけに蝉まで鳴きはじめて何だかなぁ~と泣きそうになりながら走り終え、ふと腕を見ると白く塩が出来上がっていてちょっとググッたりして考えてみました。
学生の頃のアルバイトでよく汗を掻き服が白くなったりして、まぁ自分にとっては当たり前の光景で特に塩が出たからって特段気にする事もなかったし深刻になるようなこともおきなかったのですが、(気合で生きてたので違う病気にはなりましたけど)今年は山でも近所RUNでもやけに汗をかくし塩もでるなとちょっと気にはなっていました。8月の山行では汗がすごいし翌日は脱力感で力が入らないし。相変わらず燃費が悪いなぁと思うだけでしたが、ちょっと違うようです。
いい汗悪い汗というのがあるのですね。
ググるとどれも同じ文章が出てきますが、悪い汗というのは塩分濃度が高いことのようです。
体温調節するのに汗を掻きますが、その際毛細血管から塩分を吸い上げ、それと一緒に水分が引き寄せられます。その後、塩分の多くは皮膚に出てくる手前で身体に再吸収(汗腺機能)、結果、塩分濃度の低い汗が出るのです。これが「いい汗」で、一方普段から汗をかき慣れていないと、塩分を再吸収する機能が鈍くなり、塩分の濃い、「悪い汗」となってしまいます。こうして悪い汗をかき、血液の中から塩分が出すぎてしまうと、いくら水分を補充しても、これ以上血液がうすくならないよう、身体は水分を尿として排泄。その結果、脱水状態に陥り、体温が上がっても、汗が出なくなり、熱中症になりやすくなってしまうのです。
いい汗を掻くには汗腺機能を高めます。汗を掻きやすい体質にしていく事がいいみたです。ジョギングまたはウォーキングを1日30分程度することが良いそうです。1週間続けるだけでも効果はあるそうです。
山に行かない週末はランニングをしているので運動不足ではないのになぜ?と思いましたが、思い返せば、仕事柄ほとんど一日中事務所にいるので冷房の中にいるわけですが、今年は冷房がぜんぜん辛くないなぁと不思議に思ってはいました。例年なら冷房がきつくてしょっちゅう外に逃げたり、こっそり室温を上げたりしてたけど今年は普通に過していました。恐らく汗を掻かない環境に体が慣れてしまっていた証拠なのかと思います。風呂上りに冷房に当たるのも悪く自然に体を冷まさなくてはならないそうです。山行・RUNの時はスポーツドリンクを飲料としていますがその時だけでは駄目なようですね。