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by sugi_si
| 2009-05-09 13:12
| 足跡
1
朝方の気温は8℃。手袋を付けたくなる寒さ。指先が冷える。曇天。もしかしたら降られるかもしれない。
朝食は
Couscous 1食 × 125g
Freeze-dry Curry Soup 1個 × 20g
日東紅茶 C&レモン 粉末 1袋 × 10g
Tohato オールレーズン
将監小屋を5:30に発つ。降られる前に飛龍山に着きたい。他の登山者も続々と将監峠へ向かって発って行く。やはり行かない。来た道を戻る。
昨日より動物の糞や足跡が多いように思う。しかし今回は鴨沢から入山した辺りで小鹿を見て以来何も見かけない。将監小屋からトレイルに上がると目線の遠くに雲海が広がる。飛龍山方面に向けては少しずつ下る感じで割と足取りは軽い。度々蜘蛛の巣のトラップに引っかかる。一度通った道のせいか距離を稼ぐ感じが早い。あっという間に飛龍が目に入る。

他の登山者に早くも追い越される。特に競争心はないが、今回のhikeはなるべく心拍数を上げずに歩き通すことを心がけたので、三日間抜かされっぱなしだが先行者が先々で休憩しているので度々追いつく。ペースを上げ下げすると極端に体力を消耗するので逸る気持ちを抑えるのに気を使ったし、ODのU.L. Balancer FOX TAILを導入したので、足への負担が分散され体力をかなり維持できたと思う。

昨日慌しく退散した禿岩。今日は遠望が利かないが雲海が素敵。来た道を振り返ると充実感がある。画像の反対側の雲取・奥多摩湖方面はガスっている様でこちらに向かってきている。前飛龍あたりで飲み込まれそうなので先を急ぐ。
昨日昼食を取った飛竜権現をサオラ峠・丹波方面の痩せ尾根の急登を下る。乾燥した土壌のため落石多く、上りは危険が伴いそう。熊倉山手前から笹のなだらかなトレイルとなり急登から解放される。笹の中では見たことのない野鳥が飛び出しては消えシャッターチャンスを与えてくれない。笹のトレイルを抜けると山頂というよりはトレイル上の小高い丘といったような熊倉山山頂に着く。落ち着いたところなのでここで昼食とする。昨日同様Thermosのお湯をアルファ米に注ぎ20分。後から来る登山者をやり過す。

一旦急登を下ると先日行った丹波天平のような開けたトレイルになりつつある。20分くらいでサオラ峠に着き丹波へ向かわず最終目的地の丹波天平へカラマツ林を直進する。落葉樹の樹林帯。葉のない木々の間から180度山並みが見える。山を歩いている気がしない不思議な感じ。このようなトレイルを45分くらい歩くと丹波天平に到着する。


前回と打って変わって風がほとんどなく静か。鳥のさえずりと時折吹く風で落葉が飛ばされる音ぐらい。静かで穏やかで落ち着ける場所。最終目的地にして正解。混雑の時期に一人だなんて得した気分。ここでも丹波へは下りず親川バス停へ向かう。途中通過する廃屋は突き出た眺望ポイント。ヤマザクラ・ヤエザクラ・新緑をジックリ堪能しながら少しずつ下山する。

あと5分でバス停というところで3日間を振り返りつつ奥多摩駅行きのバスを待つ。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
朝食は
Couscous 1食 × 125g
Freeze-dry Curry Soup 1個 × 20g
日東紅茶 C&レモン 粉末 1袋 × 10g
Tohato オールレーズン
将監小屋を5:30に発つ。降られる前に飛龍山に着きたい。他の登山者も続々と将監峠へ向かって発って行く。やはり行かない。来た道を戻る。
昨日より動物の糞や足跡が多いように思う。しかし今回は鴨沢から入山した辺りで小鹿を見て以来何も見かけない。将監小屋からトレイルに上がると目線の遠くに雲海が広がる。飛龍山方面に向けては少しずつ下る感じで割と足取りは軽い。度々蜘蛛の巣のトラップに引っかかる。一度通った道のせいか距離を稼ぐ感じが早い。あっという間に飛龍が目に入る。

他の登山者に早くも追い越される。特に競争心はないが、今回のhikeはなるべく心拍数を上げずに歩き通すことを心がけたので、三日間抜かされっぱなしだが先行者が先々で休憩しているので度々追いつく。ペースを上げ下げすると極端に体力を消耗するので逸る気持ちを抑えるのに気を使ったし、ODのU.L. Balancer FOX TAILを導入したので、足への負担が分散され体力をかなり維持できたと思う。

昨日慌しく退散した禿岩。今日は遠望が利かないが雲海が素敵。来た道を振り返ると充実感がある。画像の反対側の雲取・奥多摩湖方面はガスっている様でこちらに向かってきている。前飛龍あたりで飲み込まれそうなので先を急ぐ。
昨日昼食を取った飛竜権現をサオラ峠・丹波方面の痩せ尾根の急登を下る。乾燥した土壌のため落石多く、上りは危険が伴いそう。熊倉山手前から笹のなだらかなトレイルとなり急登から解放される。笹の中では見たことのない野鳥が飛び出しては消えシャッターチャンスを与えてくれない。笹のトレイルを抜けると山頂というよりはトレイル上の小高い丘といったような熊倉山山頂に着く。落ち着いたところなのでここで昼食とする。昨日同様Thermosのお湯をアルファ米に注ぎ20分。後から来る登山者をやり過す。

一旦急登を下ると先日行った丹波天平のような開けたトレイルになりつつある。20分くらいでサオラ峠に着き丹波へ向かわず最終目的地の丹波天平へカラマツ林を直進する。落葉樹の樹林帯。葉のない木々の間から180度山並みが見える。山を歩いている気がしない不思議な感じ。このようなトレイルを45分くらい歩くと丹波天平に到着する。


前回と打って変わって風がほとんどなく静か。鳥のさえずりと時折吹く風で落葉が飛ばされる音ぐらい。静かで穏やかで落ち着ける場所。最終目的地にして正解。混雑の時期に一人だなんて得した気分。ここでも丹波へは下りず親川バス停へ向かう。途中通過する廃屋は突き出た眺望ポイント。ヤマザクラ・ヤエザクラ・新緑をジックリ堪能しながら少しずつ下山する。

あと5分でバス停というところで3日間を振り返りつつ奥多摩駅行きのバスを待つ。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
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by sugi_si
| 2009-05-06 06:57
| 足跡
薄雲がかかっているが今すぐ崩れる感じでもない。
将監小屋到着15:00として逆算すると7:10発だが、天気のこともあり6:00に発つことにする。
昼食のアルファ米用として発つ前に300ml程度沸かしThermosに入れる。奥多摩小屋の水場で1.5L水を確保。
まずヨモギノ頭を巻いて雲取避難小屋を目指す。遠方は霞んでいる。雲取避難小屋から岩の急登を下り三条ダルミへ。三条ダルミを過ぎると昨年11月に行った狼平を経由する。相変わらず跨いだりくぐったりと歩きづらいトレイル。狼平を過ぎると徐々に奥深い様相となり、斜面に残雪が見え隠れする。思いのほか順調なペースなので北天ノタルで休憩をする。

この先は未踏なので写真を撮りながら進む予定だったが、岩場の険しい急登をコンパクトでないカメラをかばいながら歩くのは困難な為、ルートの写真はありません。手放しでは歩けない。
20分ほどで飛竜権現に到着。広いスペースになっているのでここで昼食とする。

アルファ米に朝沸かした湯を入れ20分待つ。その間日なたで体を温めのんびり過す。この上は飛龍山の山頂。皆なリュックをここに置いたままピストンしている。もちろん行かない。手前方向は前飛竜・丹波方面。続々と下っていく。
昨日から天候が気になっていたが、三条の湯に下るにしても時間があまりにも早すぎるし天気も持ちこたえそうなので予定どおり将監小屋を目指す。
1~2分登ったところに禿岩というのが有り確か絶景ポイントだったはずなので寄ってみることにする。

禿岩。
遠くに雪を被ったアルプスの山々。270度くらいの眺望の絶景ポイント。岩の尖った狭い場所に人が次から次へと来るのでソソクサと写真を数枚撮って立ち去る。
岩場の急登を一気に下り、大常木山・竜喰山の南面を巻くように将監小屋を目指す。岩場の細い道。崖と崖を結ぶ橋を空中散歩しながら何度も渡り、熊らしき爪跡を残した木部むき出しの樹木が多く立ち並ぶトレイルを進む。動物の糞や足跡が目立つ。周りに目を向けながら行くので徐々に疲労が溜まってくる。トレイル自体は急登もないし足場も極端に悪いわけではなく緩いアップダウンを繰り返すだけだが、時計を見る回数も多くなるし時の流れが遅く感じてくる。集中力が途切れてきそうなので一旦休憩して行動食を食し落ち着く。静かなところ。向かいから来る人もいなければ追い越す人もいない。
気を取り直して先へ進むと樹林の隙間から将監小屋が見える。参考タイムより早めの到着になりそうで安心する。先で将監小屋と将監峠の分岐にさしかかる。左に下れば将監小屋。まっすぐ行けば将監峠経由。もちろん峠は行かない。
左へ急登を下り小屋で幕営の受付を済まし、幕営する。

将監小屋から。左上が将監峠。中央、常緑針葉樹が飛龍山方面から下りてきた登山口。
到着は12:17。心配を余所に天気は上々。テントの中で昼寝をする。

奥多摩小屋あたりに比べると気温は低いし風も冷たい。夕刻に近づくと掛け物が欲しくなる。今回、Adventure Medical Kit Heatsheets Blanket を半分にCUTしたものが役に立った。かなり暖が取れる。ガシャガシャといった嫌な手触り耳障りもせずいいかんじ。

コンパクトに畳めてしまうし、湯沸し中食事中も足元冷えずお手軽。
晩飯は
Couscous 1食 × 125g
MUJI レトルト 115g
粉末 VAN HOUTEN COCOA 1袋 × 15g
カロリーメイト 90g
雲が出てきて今晩は月が見えない。
明日は雨になるのだろうか?
体を充分休めるために、日が暮れきらぬ前に就寝する。
明日は早めに出るか・・・。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
将監小屋到着15:00として逆算すると7:10発だが、天気のこともあり6:00に発つことにする。
昼食のアルファ米用として発つ前に300ml程度沸かしThermosに入れる。奥多摩小屋の水場で1.5L水を確保。
まずヨモギノ頭を巻いて雲取避難小屋を目指す。遠方は霞んでいる。雲取避難小屋から岩の急登を下り三条ダルミへ。三条ダルミを過ぎると昨年11月に行った狼平を経由する。相変わらず跨いだりくぐったりと歩きづらいトレイル。狼平を過ぎると徐々に奥深い様相となり、斜面に残雪が見え隠れする。思いのほか順調なペースなので北天ノタルで休憩をする。

この先は未踏なので写真を撮りながら進む予定だったが、岩場の険しい急登をコンパクトでないカメラをかばいながら歩くのは困難な為、ルートの写真はありません。手放しでは歩けない。
20分ほどで飛竜権現に到着。広いスペースになっているのでここで昼食とする。

アルファ米に朝沸かした湯を入れ20分待つ。その間日なたで体を温めのんびり過す。この上は飛龍山の山頂。皆なリュックをここに置いたままピストンしている。もちろん行かない。手前方向は前飛竜・丹波方面。続々と下っていく。
昨日から天候が気になっていたが、三条の湯に下るにしても時間があまりにも早すぎるし天気も持ちこたえそうなので予定どおり将監小屋を目指す。
1~2分登ったところに禿岩というのが有り確か絶景ポイントだったはずなので寄ってみることにする。

禿岩。
遠くに雪を被ったアルプスの山々。270度くらいの眺望の絶景ポイント。岩の尖った狭い場所に人が次から次へと来るのでソソクサと写真を数枚撮って立ち去る。
岩場の急登を一気に下り、大常木山・竜喰山の南面を巻くように将監小屋を目指す。岩場の細い道。崖と崖を結ぶ橋を空中散歩しながら何度も渡り、熊らしき爪跡を残した木部むき出しの樹木が多く立ち並ぶトレイルを進む。動物の糞や足跡が目立つ。周りに目を向けながら行くので徐々に疲労が溜まってくる。トレイル自体は急登もないし足場も極端に悪いわけではなく緩いアップダウンを繰り返すだけだが、時計を見る回数も多くなるし時の流れが遅く感じてくる。集中力が途切れてきそうなので一旦休憩して行動食を食し落ち着く。静かなところ。向かいから来る人もいなければ追い越す人もいない。
気を取り直して先へ進むと樹林の隙間から将監小屋が見える。参考タイムより早めの到着になりそうで安心する。先で将監小屋と将監峠の分岐にさしかかる。左に下れば将監小屋。まっすぐ行けば将監峠経由。もちろん峠は行かない。
左へ急登を下り小屋で幕営の受付を済まし、幕営する。

将監小屋から。左上が将監峠。中央、常緑針葉樹が飛龍山方面から下りてきた登山口。
到着は12:17。心配を余所に天気は上々。テントの中で昼寝をする。

奥多摩小屋あたりに比べると気温は低いし風も冷たい。夕刻に近づくと掛け物が欲しくなる。今回、Adventure Medical Kit Heatsheets Blanket を半分にCUTしたものが役に立った。かなり暖が取れる。ガシャガシャといった嫌な手触り耳障りもせずいいかんじ。

コンパクトに畳めてしまうし、湯沸し中食事中も足元冷えずお手軽。
晩飯は
Couscous 1食 × 125g
MUJI レトルト 115g
粉末 VAN HOUTEN COCOA 1袋 × 15g
カロリーメイト 90g
雲が出てきて今晩は月が見えない。
明日は雨になるのだろうか?
体を充分休めるために、日が暮れきらぬ前に就寝する。
明日は早めに出るか・・・。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
▲
by sugi_si
| 2009-05-06 06:28
| 足跡
いつも以上の混雑となるので奥多摩駅に早めに到着。バスの乗客がいっぱいになり次第出発するらしく早めに来て正解。予定より15分早い10:15の臨時バスで鴨沢へ向かう。
登りも下りも人が多く気を使って疲れる。尾根に出るまでは仕方がない。堂所過ぎたあたりでいつも通り昼食休憩。ここでエネルギーを補給しないと尾根までの急登を上がれない。七ツ石小屋前の狭いスペースも多くの人だかり、人の間を縫って水場へ向かう。水場の崩壊も治って水が汲める。人がドンドン上がってくるのでオチオチ水も汲んでいられずソソクサと先へ進む。
石尾根にでて慌しさから解放される。文句なし快晴、風は冷たく気持ちが良い。富士山は遠く霞む。今時期は仕方がない。

14:20。奥多摩小屋テン場に着くと既に多くのテント。平らなところ無く中でもましな傾斜地にmont-bellステラリッジ本体無しを張る。


今回も団体が多く騒々しい。
眠れそうもないのでヘリポートに出て月を見る。
とても明るい。ヘッドランプはいらない。
月齢7。

明日の夜から天気は下り坂のようだ。
飛竜権現まで行って将監小屋まで行くか三条の湯に下るか決めよう。
朝方の気温は10℃。冷気が一晩中吹き込み体感はもっと低いと思う。
シュラフはmont-bell S・S・B・B ♯3。
就寝着・行動着共に
mont-bell ZEO-LINE 3D Thermal Long Sleeve Zip Shirt
mont-bell ZEO-LINE L.W. Round Neck Shirt
マットは
Therm-A-Rest RidgeRest L=300 ×2
冷気が当たる面のみ冷えたが、寝床の傾斜の方がどちらかというと気になる。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
登りも下りも人が多く気を使って疲れる。尾根に出るまでは仕方がない。堂所過ぎたあたりでいつも通り昼食休憩。ここでエネルギーを補給しないと尾根までの急登を上がれない。七ツ石小屋前の狭いスペースも多くの人だかり、人の間を縫って水場へ向かう。水場の崩壊も治って水が汲める。人がドンドン上がってくるのでオチオチ水も汲んでいられずソソクサと先へ進む。
石尾根にでて慌しさから解放される。文句なし快晴、風は冷たく気持ちが良い。富士山は遠く霞む。今時期は仕方がない。

14:20。奥多摩小屋テン場に着くと既に多くのテント。平らなところ無く中でもましな傾斜地にmont-bellステラリッジ本体無しを張る。


今回も団体が多く騒々しい。
眠れそうもないのでヘリポートに出て月を見る。
とても明るい。ヘッドランプはいらない。
月齢7。

明日の夜から天気は下り坂のようだ。
飛竜権現まで行って将監小屋まで行くか三条の湯に下るか決めよう。
朝方の気温は10℃。冷気が一晩中吹き込み体感はもっと低いと思う。
シュラフはmont-bell S・S・B・B ♯3。
就寝着・行動着共に
mont-bell ZEO-LINE 3D Thermal Long Sleeve Zip Shirt
mont-bell ZEO-LINE L.W. Round Neck Shirt
マットは
Therm-A-Rest RidgeRest L=300 ×2
冷気が当たる面のみ冷えたが、寝床の傾斜の方がどちらかというと気になる。
詳しい歩程はこちら → SUGISI の軌跡
▲
by sugi_si
| 2009-05-06 06:08
| 足跡
1