人気ブログランキング | 話題のタグを見る

奥多摩HIKE 4DAYS - 4 2010.05.04

 AM 3時起床。
 朧月。
 風は無く、鹿の目が2つと足音。
 寒くもなく暑くもなく。
 Zelt内は結露なし。

 早朝鷹ノ巣山山頂で日の出を拝めればと目論んでいたが期待できそうもなく、いつものお決まりの仕事のように湯を沸かしその間にPACKINGを済ませる。
 本日最終日。奥多摩駅まで4時間から4時間半の徒歩。昼飯は行動食で済ませるとして、朝食分の湯だけを沸かす。

 AM 05:12 幕営地を発つ。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_23593657.jpg

 山頂手前でこちらの様子を伺っている。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_00542.jpg

 AM 05:31 鷹ノ巣山山頂
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_003083.jpg

 ここから奥多摩駅はまだ歩いたことがないので、地図とコンパスを出し行く手を定める。
 将門馬場辺りまでは左右に展望が利く開放的なトレイル。好天でないのが悔やまれるが、何とも落ち着いた気持ちいのいいトレイルである。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_011558.jpg

奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_013363.jpg

 奥多摩湖が見えるようになってきた。何か名残惜しい。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_021100.jpg

 

 鹿とhiking。鹿がこちらを伺う立ち姿はいつも何かを訴えかけているように見えるのは気のせいか?人に慣れているのだろうが、一定に保つその距離感に人間と野生の隔たりを推し量る事ができる。私たちは単なる通りすがりの者。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_023829.jpg

奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_052590.jpg

 明らかに高度が下がってきている。ほぼ中腹辺りを歩き続け気温も心なしか高まってきているうちに六ツ石山に辿り着いた。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_055225.jpg

 4日間歩いた石尾根を遠景に小休止。よく歩いたもんだと思いつつ次はどこを歩くかと思いを巡らす。すれ違ったhikerは一人。やっぱ歩くっていい。

 
 六ツ石山を後にし、さらに急坂を下っていく。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_063568.jpg

奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_06479.jpg

奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_065781.jpg

 新緑が目立つようになり気温も高まり汗ばむようになる。
 Runner多数あがってくる。
 奥多摩の町も見えてきていよいよ終盤である。

 かなり暑くなってきた。これでは風呂に入らねば電車では帰れん。
 もえぎの湯を目指してラストスパート。
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_08058.jpg

 氷川橋・昭和橋を渡り、
奥多摩HIKE  4DAYS - 4  2010.05.04_e0136962_08278.jpg

 もえぎ橋を渡るともえぎの湯に辿り着く。AM 09:25。
 20人ぐらい並んでる。何とか入浴できそうだ。
 入ると言ってたロッカーにザックは入らず、建物が立派な割には中はメッチャ狭く、体洗うのも湯船に浸かるのも戦いである。狭い脱衣所では鈍感力を発揮してPACKINGし、さっさともえぎの湯を後にする。もっといいとこ探しておこう。


 当初の予定と違う歩程となったが、怪我も病気もしなかったし冷静に対処できたのでコース設定は正しく定められたと思う。食事に関しては暑さでバテないメニューを考慮し考え直す事が必要。昼飯の取り方は悪天候下で試していないが、一定の効果は今後期待できると思う。TARPとZeltを併用で臨んだが、疲れたとき壁に囲まれている事は大きな安堵感を得られるし、壁のないTARPは格別な感動をもたらしてくれるが、自分の成長を待つことで新たな何かを得られそうだし、就寝環境は設営環境に大きく左右されそうなので、使いどころを良くわきまえることを肝に銘じる。下山して風呂に入る時は、利用する施設を考慮したうえで歩程を組むことも必要だと感じた。今回の場合のもえぎの湯は前評判からするとかなり好環境だと思われる、がしかし・・・。


 詳しい歩程と画像はこちら → SUGISIの軌跡


by sugi_si | 2010-05-09 00:15 | 足跡