足の故障も一応オオゴトにならずに済み夏に比べると見違えるように腫れが引いて何も無かったかのような状態にまで回復したので早速入山した。
 復帰第1山は、行き慣れたコースで調子を見ることにした。前回と違う点は、シングルポールからダブルポールに変更した点とインソールを交換した点。両足の滑液胞が腫れるということは歩き方に癖があるのだろう。そして腫れるということはいずれ腫れも引くということ。癖を直し腫れさせないことがこれから山を歩くことで重要。うまく付き合っていくことが今後に課せられたことになる。
 
 晴れ続きの予報の3連休。10/8から入山する予定だったが10/8の深夜に雲が発達する予報が出たので恐らく山は雨だろうと予想して急遽10/9 – 10 の入山とした。しかし10/8の時点で10/9も雲が出る予報が出たのでだからといってさすがに行かないわけにはいかないのでわずかな望みを持って臨んだ。

 入山してから木々の隙間から見える稜線は早くもグレー色の雲を背負い望みは確実に消えた。遠方は水蒸気で霞んでいる。下界では大分気温が上がっているのだろう。雨もやむを得ないと思いながらも歩を進める中、いつ無く軽快な歩に驚く。いつもはマムシ辺りからの急登に四苦八苦するのだが体が軽い。足腰に疲労があまり感じられない。ダブルポール効果だろうか。初めからダブルポールの方に意識を傾け腕力でガシガシ登っていった。(帰宅して感じたのは筋肉が張っているのは肩から後背筋にかけて。)稜線上に出たときの疲労感が今までと全然違う。ダブルポールの効果に今更ながら驚き、今までシングルポールで歩いていた事にも驚く。
 一方の調子の悪い両足裏はやや痛みを感じる。血行が良くなり足が浮腫んだ状態になると痛みは引くのだが、休憩して足が冷えるとピンポイントで足が痛む。しかしそれも割りと軽く済んでいるようだ。普段履きの時にも滑液胞のあるところにつけている「底まめ・たこ用のジェルクッション」をつけて尚且つインソール。痛みはあるものの極限状態までにはいかない。ただ疲れて姿勢がブレると滑液胞の辺りで歩いてしまうみたいで痛みが生じる。歩行時の姿勢のブレはダブルポールの運びで認識できるみたいなのでダブルポールとインソールを変えたことは同時に効果が出ているようで、とりあえず良しとしていいだろう。

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 稜線上にでるとガスガス。勢いよくガスが吹き抜けていく。雨は降らなそうな感じだがとても寒い。巻き道を利用しながら幕営地を目指すがコース取りを間違えて登らなくてもいいピークを登ってしまったり寒さでスピードが上がらなくなったりと余計な体力を消耗してしまった。
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 しばらくガスが吹き流れていく様を真只中で味わう。なかなかガスが引かない。無駄に体力を消耗してしまったのと、この中でツエルトで夜を明かす十分な気力を持ち合わせなかったので、安眠できそうな樹林帯へと移動した。
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 日が暮れても状況は変わらず高木の上部を風が吹きぬける音だけがあちこちで聞こえる。

 鹿のうろつく音で時折目を覚まし、夜半に目を覚ますと月が出ていた。ガスは晴れた様だがすぐに雲に隠れた。
 疲れた夜は熟睡したいところだが、行き慣れた場所で何度も幕を張っていると夢の中で自分家と勘違いして爆睡してしまうので、過不足なく寝るのが難しい。夜半過ぎが危ない時間帯で突然深い眠りに入ってしまう。今回はヤバイッと思って起きたら空が白みはじめていた。危なかった。
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 尾根上を歩くのもいいけど今回は足の具合もあるのでピークは辿らず巻き道をひたすら下っていく。何気にこの巻き道は初めて。
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 ゾクゾクする巻き道。所々獣道があり動物の匂いがプンプン。時季と時間によっては遭遇率高そう。尾根ほど歩かれていないようで山を満喫できる歩き応えあるトレイル。
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 木々の切れ間から富士山。どこから見ても絵になるねぇ。毎度見るけど見つけると自然と撮りたくなるんだよね。なぜだろう。
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 高度を下げていくとグングン気温が上がっていく。下界では真夏日だろうか。ここでは涼しい風が味わえる。終わり無く歩き続けたいいつもの道。


歩程と他の画像はこちら → SUGISIの軌跡
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# by sugi_si | 2011-10-11 06:00 | 足跡
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# by sugi_si | 2011-10-10 12:51 | 足跡
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# by sugi_si | 2011-10-10 06:00 | 視点